脳梗塞になった現役出版局長・真柄弘継が歩んできた人生の軌跡【真柄弘継】連載第11回
【連載】脳梗塞で半身不随になった出版局長の「 社会復帰までの陽気なリハビリ日記」163日間〈第11回〉
「まさかオレが!? 脳梗塞に!」ある日突然人生が一変。衝撃の事態に見舞われ仕事現場も大混乱!現役出版局長が綴った「半身不随から社会復帰するまでのリアル奮闘日記」。連載配信前から出版界ですでに話題に!だって名物営業マンですから!
誰もが発症の可能性がである「脳卒中」。実際に経験したものでないと分からない〝過酷な現実と絶望〟。将来の不安を抱えながらも、立ち直るべくスタートした地獄のリハビリ生活を、持ち前の陽気さと前向きな性格でもって日々実直に書き留めていったのが、このユーモラスな実録体験記である!
リハビリで復活するまでの様子だけでなく、共に過ごしたセラピストや介護士たちとの交流、社会が抱える医療制度の問題、著者自身の生い立ちや仕事への関わり方まで。 克明に記された出来事の数々は、もしやそれって「明日は我が身!?」との声も!? 笑いあり涙ありの怒涛のリハビリ日記を連載で公開していく。
第11回は「脳梗塞になった現役出版局長・真柄弘継が歩んできた人生の軌跡」
出版局長の明日はどっちだ!? 50代働き盛りのオッサンは必読!

第11回<番外編>
脳梗塞になった現役出版局長・真柄弘継が歩んできた人生の軌跡
◆小学5年生のときに家族で夜逃げ
1966年丙午の1月に神奈川県で生まれた。
父は工務店を営んでおり、その長男として我が儘放題に育ってきた。
小学校の3年生頃から週刊漫画誌をチャンピオン、サンデー、ジャンプと毎週欠かさず買って読んでいた。
このような恵まれた生活は5年生の夏休みで終わる。
父は競輪が好きで、月に何度かは熱海の旅館に泊まって小田原競輪場へ通っていた。
もちろん家族同伴で。
父が競輪を楽しんでいる間は、母と弟たちと私は小田原城で過ごすのが定番であった。
けれどギャンブルの常で、負けが込んで借金まみれで会社を傾かせることになる。
自家用の愛車(日産ローレル)に積めるだけ服など詰め込んで、夏の日に母の実家である福岡県へ昼間だけど、夜逃げしたのである。
そこからは中学生になるまで親戚の家に母子4人で居候となった。
それまでご飯は食べたいだけ食べており、いわゆる肥満児で丸々としていた。
だが居候の身となり、おかわりは一度きりと母に決められ、生まれて初めてのひもじさを感じたのだ。
いまでも記憶にある。
温厚な母が愚図って泣きやまない末弟(3歳)を怒鳴りながら投げ飛ばし、祖母が慌てて止めているシーン。
実家とはいえ家を継いだ長兄の嫁の嫌味に耐え、連絡のない父のことで不安が増し、ストレスは限界を超えていたのだろう。
それ以来、家族だけで暮らせるようになるまで母はどれほど辛かったろう。
母の長兄の家には5年生の二学期だけお世話になった。
三学期からは次兄の家でお世話になった。
次兄は酒好きで酔うと怒鳴り声になるが、暴力はふるわず、単なるうるさいオジサンであった。
叔母はとてもおおらかな人で、長兄の家で辛い思いをしていた母も叔母のお陰で元気になっていった。
中学生になる直前に二間の貸家に母の叔父(80歳)と一緒に住むようになった。
叔父の身の回りの世話をすることで家賃を払ってもらっていた。
2階建ての2階一間で家族4人で暮らし始めた。
2階建て二間でもお風呂もあり、一階の台所とトイレと風呂は叔父が使い、私たちは借りるような生活である。
この生活は叔父が老人ホームへ入ることで解消する。
それからは母一人のパート収入だけで家賃と生活費を賄うことになり、ここからが本当の極貧生活の始まりであった。
それでも2階建ての貸家に家族だけで暮らすのは、親戚とはいえ他人の家で片身狭く暮らすより何万倍も気楽であった。
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★初の女性新首相・高市早苗「政治家の原点」がここにある★
『アメリカ大統領の権力のすべて』待望の新装重版
◎民主主義国家の政治をいかに動かし統治すべきか?
◎トランプ大統領と渡り合う対米外交術の極意とは?
★政治家・高市早苗が政治家を志した原点がここにある!
「日本は、国論分裂のままにいたずらに時間を食い、国家意志の決定と表明のタイミングの悪さや宣伝下手が災いし、結果的には世界トップ級の経済的貢献をし、汗も流したにもかかわらず、名誉を失うこととなった。
納税者としては政治の要領の悪さがもどかしく悔しいかぎりである。
私は「国力」というものの要件は経済力」、「軍事力」、そして「政治力」だと考えるが、これらの全てを備えた国家は、現在どこにも存在しない。
(中略)
そして日本では、疑いもなく政治力」がこれからのテーマである。
「日本の政治に足りないものはなんだろう?」情報収集力? 国会の合議能力? 内閣の利害調整能力? 首相のメディア・アピール能力? 国民の権利を保証するマトモな選挙? 国民の参政意識やそれを育む教育制度?
課題は随分ありそうだが、改革の糸口を探る上で、アメリカの政治システムはかなり参考になりそうだ。アメリカの政治にも問題は山とあるが、こと民主主義のプロセスについては、我々が謙虚に学ぶべき点が多いと思っている。
(中略)
本書では、行政府であるホワイトハウスにスポットを当てて同じテーマを追及した。「世界一強い男」が作られていく課程である大統領選挙の様子を描写することによって、大統領になりたい男や大統領になれた男たちの人間としての顔やフッーの国民が寄ってたかって国家の頂点に押し上げていく様をお伝えできるものになったと思う。 I hope you enjoy my book.」
(「はじめに」より抜粋)
◉大前研一氏、推薦!!
「アメリカの大統領は単に米国の最高権力者であるばかりか、世界を支配する帝王となった。本書は、連邦議会立法調査官としてアメリカ政治の現場に接してきた高市さんが、その実態をわかりやすく解説している。」

ALL ABOUT THE U.S. PRESIDENTIAL POWER
How much do you know about the worlds’s most powerful person―the President of the United States of America? This is the way how he wins the Presidential election, and how he rules the White House, his mother country, and the World.



<著者略歴>
高市早苗(たかいち・さなえ)
1961年生まれ、奈良県出身。神戸大学経営学部卒業後、財団法人松下政経塾政治コース5年を修了。87年〜89年の間、パット•シュローダー連邦下院議員のもとで連邦議会立法調査官として働く。帰国後、亜細亜大学・日本経済短期大学専任教員に就任。テレビキャスター、政治評論家としても活躍。93年、第40回衆議院議員総選挙に奈良県全県区から無所属で出馬し、初当選。96年に自由民主党に入党。2006年、第1次安倍内閣で初入閣を果たす。12年、自由民主党政務調査会長に女性として初めて就任。その後、自民党政権下で総務大臣、経済安全保障大臣を経験。2025年10月4日、自民党総裁選立候補3度目にして第29代自由民主党総裁になる。本書は1992年刊行『アメリカ大統領の権力のすべて』を新装重版したものである。
✴︎KKベストセラーズ「日本の総理大臣は語る」シリーズ✴︎


