海老名香葉子さんが92歳で死去 初代林家三平さんの妻

落語家の初代林家三平さん夫人で林家正蔵(63)の母・海老名香葉子(えびな・かよこ)さんが死去したことが29日、「ねぎし三平堂オフィシャルサイト」で発表された。92歳だった。
東京都出身。葬儀は故人の遺言により、この日、家族葬で執り行われた。「お別れの式」は年明け1月9日、都内の「東叡山 寛永寺 輪王殿第一会場」で行われる。
同サイトでは「喪主よりご挨拶」として長男の正蔵がコメントを発表した。「母 香葉子 クリスマスイヴの晩 穏やかに旅立ちました 終戦からの激動の時を強く生きていきました 根っからの江戸っ子 情に厚く 涙もろく 真っすぐな気性 九十二歳の大往生でした 生前 ご厚意を賜り心より感謝いたします」とつづった。
香葉子さんは、三平さんの死後は一門の存続に尽力。個人経営の事務所「ねぎし事務所」の代表取締役を務め、95年には自宅に三平さんゆかりの品を展示する「ねぎし三平堂」をオープン。一門の「おかみさん」として落語界に大きな足跡を残していた。
文:BEST T!MES編集部
