TBS常務取締役が「不正経理」で辞任。社内会食を“社外との交際費”と偽って…セコすぎる手口にあ然!

TBSテレビなどの親会社「TBSホールディングス」は25日、コンプライアンス担当の井田重利・常務取締役(60)が同日付で辞任したと発表した。不正な経費精算が確認され、本人が辞任を申し出た。
広報室によると、不正は2022年8月から今月までの計180件が確認され、総額は約660万円に。いずれもグループ会社内の関係者だけでの飲食だったのにもかかわらず、社外との会食などの名目で申請していたという。12月上旬、会社が設ける窓口への内部通報をきっかけに発覚。井田氏の後任は決まっておらず、当面は現体制で運営する。
ちなみにTBSホールディングスの平均年収は約1263万円(有価証券報告書記載額)。常務取締役ともなれば、平均をはるかに上回る報酬を得ていたはずだ。1回あたり平均3万7000円ほど。月に1~2回の社内飲みなら、自腹でも痛くない額だろう。それを180回、3年以上にわたって経費で落とし続けていたわけだ。しかも「コンプライアンス担当」が――。社員も開いた口が塞がらないのではないか。
文:BEST T!MES編集部
