ゴルフ界のレジェンド・ジャンボ尾崎さん死去…78歳、S状結腸がんで
男子ゴルフ界のレジェンド・尾崎将司（おざき・まさし）さんがS状結腸がんのため23日、午後3時21分に死去したことが分かった。
78歳だった。
1964年春、徳島海南高校のエースとして選抜高校野球大会で優勝。
翌年、プロ野球の西鉄ライオンズに入団したが、芽が出ず3年で退団しプロゴルファーに転身した。
プロゴルファーになってからは、破竹の勢い。
プロデビュー2年目の1971年の「日本プロ」で初優勝を飾り、その後、3カ月で5勝を挙げた。
「賞金ランク制」が始まった73年に初代賞金王となり80年代に一時、低迷した時期もあったが、圧倒的なパワーと技術を武器に94年からの5年連続を含む計12度の賞金王に輝いた。
96年のダンロップ・フェニックスで、前人未踏のプロ通算100勝を達成。
02年全日空オープンでは、55歳で最年長優勝記録を樹立した。
通算113勝（ツアー94勝）を記録。
近年は後進の育成にも尽力し、「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」を立ち上げメジャー優勝を飾った笹生優花、西郷真央、今季国内ツアー年間女王に輝いた佐久間朱莉らを育てた功績も大きい。
文：BEST T!MES編集部
