「ガイナックス」破産整理終了!42年の歴史に幕…庵野秀明氏「残念な最後ですが」

「株式会社カラー」の公式サイトが11日更新され、代表取締役・庵野秀明氏(65)から、過去に所属していたアニメーション制作スタジオ「株式会社ガイナックス」の破産整理が終わったことが報告された。
同社は1984年に設立され、アニメーション制作やゲームソフトの制作販売などを行ってきたが、2024年6月に破産を報告。
当時の代表取締役・神村靖宏氏は「『新世紀エヴァンゲリオン』(現在は株式会社カラーが著作権を保有)などいくつかのヒット作にも恵まれましたが、2012年ごろから見通しの甘い飲食店経営、無計画なCG会社の設立、運営幹部個人への高額の無担保貸付、投資作品の失注等、経営陣・運営幹部の会社を私物化したかのような運営により、経済状態が悪化していきました」と理由を明かしていたが‥。
カラーの公式サイトでは「2025年12月10日の官報掲載にありますように、アニメーション制作スタジオだった『株式会社ガイナックス』の破産整理が終わり、法人として消滅し、その42年弱の歴史を終えました。創設期から20年以上籍を置き、今日まで株主として関わっていたものとして誠に残念な最後ですが、静かに受け止めています」と庵野氏のコメントを伝えている。
文:BEST T!MES編集部
