11月24日、女優・タレントの北野日奈子（29）が、2026年版カレンダー（わくわく製作所）の発売記念イベントをHMV&BOOKS渋谷店で開催した。乃木坂46卒業後、競馬の魅力にどっぷりハマった北野。囲み取材でも「馬、馬、馬」とプッシュした。

「今年も自分で満足いくカレンダーができました。毎年手に取ってくださるファンの皆さんのおかげです」と笑顔で語った北野。2026年の干支が午年ということもあり、カレンダーのテーマは「馬」一色。表紙には馬と寄り添うショットが採用され、「最初に『お馬さんと撮りたい』と条件を出させていただきました」と明かした。

　撮影は府中にある東京競馬場や民家で飼われている馬とのスポットで敢行。「東京競馬場は今年一番通ったスポットなんです。2～3週間に一回は足を運びましたから」と振り返る。競馬開催外の時期だったため正門前での撮影となったが、「馬好きにはたまらないカットになっているんじゃないかな」と語った。

　カレンダーの使い方について「会社のデスクに置いて、（北野を）好きな気持ちをみんなに見せびらかしてほしい。ぜひいろんな場所に持っていって自慢してほしい」とガチファン勢に呼びかけた。

　クリスマスの予定を聞かれると、「なんと競馬のお仕事があるんです！」とここでも馬ネタできた。当日は有馬記念の枠順抽選会に参加予定で、仕事をもらっているJRAファンクラブのメンバーと過ごすことになるのではないか、とのこと。「有馬記念で勝ち馬を的中できれば、今年の負けはチャラになる！」と必勝を誓った。

　競馬の魅力について聞かれると、熱っぽく語り始めた。「ドラマ『ロイヤルファミリー』を見ていますか？ 競馬を知っていても知らなくても、馬の奥深さ、色々な人が動いていて、人馬の絆が垣間見える。すごく目に見えない絆を目の当たりにする。その感覚がすごく好きです」とアピールした。さらに印象深い競馬のシーンを聞かれると、止まらない。「昨年の有馬記念でレガレイラが勝ったシーンは本当に感動しました」と、3歳牝馬による快挙を熱く振り返った。

　20代最後の撮影となった今回のカレンダー。「確かに夏に29歳になってから、最後を意識していました。乃木坂に加入した16歳から芸能界に入って、年齢は重ねているんですけど、やっぱりネバーランドにいる気分で」と苦笑い。

「20歳になってから『大人ってなんだろう』と囚われて過ごしてきました。今29歳になってみると、それを模索していること自体が子供なのかもしれない。この1年は『大人としてどう振る舞うか』を考えてきました。来年はいよいよ30代になります」と心境を吐露した。

　30代で挑戦したいことを聞かれると、「本当にそろそろ富士山に登ってみたい。あと、旅の中で乗馬を必ず入れるようにしたいですね。趣味と言われるほどはまだできていないので」と目標を語った。

　北野と言えば、乃木坂46で活動していた過去も。同期の鈴木絢音、相楽伊織らとともに“乃木坂2期生会”を企画したことも嬉しそうに話していた。無事実現し、2023年以来の久々の再会を楽しんだという。

　イベント最後にあらためて、「今年も1年ありがとうございました。皆さんのおかげで、今年もお馬さんとのツーショットで満足のいくカレンダーができました。どんなときでもついてきて想いをかけてくれるファンの皆さんに、来年も恩返しできるよう頑張ります」と感謝の言葉を述べた。

　競馬愛が詰まった2026年版カレンダー『北野日奈子 2026カレンダー』（わくわく製作所、3,300円・税込）は、11月22日より発売開始。

取材・撮影：BEST T!MES編集部