新大関・安青錦、誕生!所要14場所の超スピード昇進!

大相撲九州場所で初優勝を飾った安青錦(あおにしき、21=本名ダニーロ・ヤブグシシン、ウクライナ出身、安治川部屋)が26日、大関に昇進した。
この日朝、日本相撲協会が番付編成会議と臨時理事会を開き、昇進を決めた。
福岡県久留米市の部屋宿舎で師匠の安治川親方(元関脇安美錦)らと協会の使者を迎えた安青錦は、「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、またさらに上を目指して精進いたします」と口上を述べた。
新大関の誕生は昨年秋場所後の大の里(現・横綱)以来で、令和になって9人目。
安青錦はロシアによる母国・ウクライナへの軍事侵攻を受け、2022年4月に来日した。
なお、初土俵から大関昇進までの所要14場所は、序ノ口からスタートした力士に限れば、「年6場所制」となった1958年以降で最速記録となっている。
文:BEST T!MES編集部
