歌舞伎俳優・片岡亀蔵さん、不慮の火事で死去。長嶋茂雄さん『お別れの会』にも出席

歌舞伎俳優の四代目・片岡亀蔵さん(64)が24日未明、東京・足立区の製菓工場兼住宅の火事で死亡が確認された。
警視庁と東京消防庁によると同日午前4時ごろ、近隣住民により「3階から煙が出ている」と119番通報。
現場は1階が製菓工場、2階と3階が住宅で火は2時間ほどで消し止めらたが、火元の3階にいた男性2人が病院に搬送され、1人の死亡が確認された。
死亡したのは片岡亀蔵さん(本名・片岡二郎)で、知人で住人の60代の男性はケガはしたものの意識はあるという。
亀蔵さんは、面長の役者顔で味のある低音ボイスが自慢の名脇役だった。
22日には「ミスタージャイアンツ長嶋茂雄さん『お別れの会』」で、東京ドームを訪れたことも報告。
「物心ついてからずっと長嶋ファンだったので純粋におまいりしたかった」と明かし、感謝を伝えたことも明かしていた。
12月には京都・南座で「平家女護島 俊寛」の瀬尾太郎兼康、「弁天娘女男白浪」の狼の悪次郎を演じる予定だったが‥。
警視庁は火事の原因などを調べている。
文:BEST T!MES編集部
