【安倍元首相銃撃事件】安倍昭恵夫人の上申書読み上げられる!一方、山上被告の母親も証言へ

安倍晋三元首相を銃撃し殺害した罪などに問われている山上徹也被告の裁判員裁判で13日、安倍元首相の妻・昭恵さんの上申書が読み上げられた。
同被告は3年前、奈良市で選挙応援演説中だった安倍元首相を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われている。
同被告は先月の初公判で、「全て事実です」などと話し、母親の旧統一教会への多額の献金が与えた影響が大きな争点となっている。
この日の裁判では、安倍元首相の妻・昭恵さんの上申書が検察官によって読み上げられた。
「いつも通りの朝で、夫が出るのを見送った。あまりにも衝撃で理解が追いつかなかった。穏やかで笑っているようだった。晋ちゃん、晋ちゃんと名前を呼んだ。私にとってかけがえのない人でただ夫に長生きしてほしかった」と心情が述べられた。
一方、弁護側の証拠調べでは同被告が、母親に送ったとみられるメッセージが読み上げられ、この中で被告は、「まともな親の顔をしているのはおかしい」「なんならあなたを殺して保険金をもらおうか」「俺はお前を貶め後悔させてやる」などと述べている。被告の母親が証人として法廷に立つ予定だ。
文:BEST T!MES編集部
