田久保市長の失職は確実に!伊東市議選、不信任に賛成した前職18人全員が当選

19日に投票が行われた伊東市議会議員選挙は午後11時過ぎ、開票作業が終わった。
その結果、当選した20人のうち18人は田久保眞紀市長に対する不信任決議案に賛成した前職。
このほか新人2人のうち1人も“不支持”を表明していることから、市長の失職は不可避となった。
前職18人と新人12人が立候補した伊東市議選は開票の結果、前職18人全員と新人2人が当選した。
今回の市議選は自身の学歴詐称問題に端を発し、市議会から全会一致で不信任を議決された田久保眞紀市長が議会を解散したことに伴うもので、最大の争点は田久保市政を継続させるか否かとなっていたが…。
立候補者に対して報道機関が実施した合同アンケートによると、当選者20人のうち19人が田久保市長を「支持しない」と答え、再び不信任案が提出された場合の対応も同じ19人が「賛成する」と回答していることから、田久保市長の失職は確実な状況に。
「地方自治法」では不信任の議決に伴い議会が解散された場合、解散後初めて招集された議会で首長に対する不信任決議案が出され、全議員の3分の2以上が出席した上で過半数が賛成すると失職すると規定されている。
従って、伊東市では31日に市議会臨時会が開かれる予定になっていて、田久保市長は同日に失職する公算が大だ。
文:BEST T!MES編集部