【時事世論調査】「裏金議員」起用に対し、反対7割!

時事通信が10~13日に行った世論調査で17日、自民党の派閥裏金事件に関わった国会議員を政府や党の要職に起用することについて賛否を聞いたところ「反対」が71.4%。「賛成」の10.2%を大きく上回ったことが分かり、裏金議員に対する厳しい見方が顕著だった。
自民内ではなぜか、昨年の衆院選と今年7月の参院選で当選した裏金議員に関しては、「みそぎが済んだ」との声が出ている。実際、高市早苗総裁は党役員人事で、旧安倍派の有力者だった萩生田光一氏を幹事長代行に起用したが、「政治とカネ」の問題への対応を重視する公明党が連立政権から離脱する一因となったのは記憶に新しい。
調査結果を支持政党別に見ても、自民支持者の中でも賛成は21.8%にとどまり、反対が58.5%。公明支持者に至っては90.6%が反対と答え、賛成はいなかった。
文:BEST T!MES編集部