ラグビーNECの選手が無免許、酒気帯び運転で逮捕。リーグ撤退危機のチームに追い打ち…

10月5日、NECグリーンロケッツ東葛に所属していたフェツアニ・ラウタイミ選手が、千葉県内で道路交通法違反(無免許・酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。ラウタイミはトンガ出身で、摂南大学、トヨタを経て、今年9月にNECに加入したばかりだった。チームは、10月6日付けでラウタイミの契約解除を発表した。
NECグリーンロケッツと言えば、親会社のNECから8月に「譲渡に向けた検討開始」、事実上ラグビー部運営から手を引くという声明が出されたばかりだった。今回の不祥事を受けて、NECが方針を覆す可能性は限りなくゼロに。また、買収に名乗りを挙げている企業があるのかは不明だが、この状況でチームを買いたいという企業はあらわれるのか。
所属する国内リーグ・リーグワンの規定では、今年中に他運営母体に譲渡がなされなければ、チームのリーグ退会が決まる。
文:BEST T!MES編集部