【スクープ連載】パチンコ業界代表の「票の闇取引」が露見。参院選後の逮捕劇に発展した理由【林直人】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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【スクープ連載】パチンコ業界代表の「票の闇取引」が露見。参院選後の逮捕劇に発展した理由【林直人】

イメージ写真:PIXTA

 

【第2部】スキャンダル爆発!「数字」が暴いたパチンコと自民党の禁断の共生

 

◾️2.1「統計」の皮を被ったスモーキングガン

 2025年7月20日投開票の参院選。その公式結果が総務省から出揃った瞬間、政治の暗部を暴き出す「統計の爆弾」が炸裂した。

 自民党比例代表得票率とパチンコ従事者集中度との相関――。これは単なる学術的数値ではない。阿部恭久氏陣営の「票依頼」スキャンダル逮捕劇と直結する、禁断の証拠となったのだ。

 

◾️2.2 有権者の審判が示した“不可解な傾斜”

 都道府県別に整理された自民党の比例票率。冷徹に数字を追うと、「パチンコホールがまだ息をしている地域」で、自民党票が異様な粘りを見せていた。

 人口動態や所得水準を制御しても消えないこの「傾斜」。検証する者に突きつけられたのは、業界と政権の共依存が、衰退の中でなお選挙に牙を剥いているという事実だった。

 

◾️2.3 「消えた統計」が語る業界の闇

 本来、透明であるべき産業統計。だがパチンコ従事者数は2022年を最後に更新されず、業界全体の規模感はブラックボックス化している。

 研究者は仕方なく、**「ホール数減少率を強引に当てはめた代理変数」**で分析を続行した。これは異常だ。産業の透明性欠如そのものが、票田の闇を深める要因になっている。

 「数字すらまともに公開できない業界」――それが政治を動かす。もはや社会的スキャンダルと言うほかない。

 

◾️2.4 社会経済データが突きつける矛盾

 高齢化率、県民所得、失業率。どれを入れても消えない「パチンコ変数」のしぶとさ。

 つまり、自民党票は経済や人口構造の影響を超えて、“業界票”という異質な力学に突き動かされていたのだ。

 選挙は「自由な意思」でなく、「ホールの照明に導かれる」かのように歪められていた――。

 

◾️2.5 スキャンダラス結論

 2025年の最終モデルが示したのは、パチンコ産業と自民党が結ぶ“数字に刻まれた共犯関係”である。

 そして昨日、阿部陣営関係者の逮捕劇が起きたのは偶然ではない。数字が示す通り、票の流れそのものが異様すぎたからだ。

 「統計は嘘をつかない。嘘をついたのは、誰か。」

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林直人

はやし なおと

起業家・作家

1991 年宮城県生まれ。仙台第二高等学校出身。独学で慶應義塾大学環境情報学部に入学(一般入試・英語受験)。在学中に勉強アプリをつくり起業するも大失敗する。その後、毎日10 分指導するネット家庭教師「毎日学習会」を設立し、現在に至る。毎年100 人以上の生徒を指導し、早稲田・慶應・上智を中心に合格者を多数輩出している(2021 年早慶上智進学者38 名・7/20 時点)。著書に『うつでも起業で生きていく』(河出書房新社)、『人間ぎらいのマーケティング人と会わずに稼ぐ方法』(実業之日本社)などがある。連絡先:https://x.com/everydayjukucho

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