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「sio」鳥羽周作シェフが運営する長野県の古民家レストランが閉業。少しずつ客足が鈍って…

▲鳥羽周作

 

 長野県小谷村沓掛地区で古民家レストラン「NAGANO(ナガノ)」を運営する「sio(シオ)」(東京都)は24日、村との指定管理契約を更新せず、店を閉業することを決定した。村が8月18日、村議会全員協議会で明らかにしたという。

 同社代表で人気シェフの鳥羽周作さんがメニューを監修して話題を集めたが、客足が伸び悩み継続を断念したようだ。

 同社は東京、大阪、福岡で店舗展開。信州の食材を生かして観光客を呼び込もうと2022年10月に村と契約を結び、23年7月に開業したが…。3千円の鮭定食や1~3万円のコース料理etc…。初めは鳥羽さんのファンらが押しかけ好調だったが、少しずつ客足が鈍り今年8月、村に撤退を打診した。

 店の入る築140年超の古民家は、村が17年度に取得。1億2600万円をかけて飲食店向けに改修した。新型コロナの流行で内定していた業者が辞退するなど指定管理者選びが難航した末に、シオとの契約に至っていた。鳥羽さんと言えば、女優・広末涼子との不倫騒動を契機に名前を売っていたが…。

文:BEST T!MES編集部

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