【高校野球】開星・野々村監督〝広陵問題〟をバッサリ!「批判する者は名を名乗れ!卑怯だ!」

今年の第107回全国高校野球選手権大会に出場しているベテランの島根県開星高校・野々村直通監督(73)が14日、〝広陵問題〟について熱く語った。
この日の大会第9日の第1試合に登場。
優勝候補の仙台育英(宮城)の前に2―6と敗れたが、同監督の舌鋒は鋭かった。
暴力事案とSNSの〝総攻撃〟により前代未聞の途中辞退を余儀なくされた広陵(広島)に対して、同監督は「上級生、下級生、上手、下手なしにみんなが平等で、というのがウチのチームはできたんです。補欠だからといってレギュラーをねたまず、レギュラーもバカにせず、徹底してミーティングしてそれを実現できたチームなんです。やはりそこができれば、寮生活とか、いろんな面で防止ができる。人間関係作りが一番じゃないですか、防止策は。ヘタクソをバカにするとか、一番やっちゃいけない」と語った。
さらに「陰からモノを言うのは卑怯だ。オレはいつも思う。ウチらにも匿名で手紙が来たりするんだけど〝名を名乗れ〟と。〝我こそは出雲の国の野々村であるぞ、いざ尋常に〟とね。それで刀の長さを考えながら戦うじゃないですか。まずスタートで名を名乗れ。批判するんなら出て来いと。それが武士道でしょ。武士道は日本人の文化なんです。人間性が原点なんです」と力説した。
文:BEST T!MES編集部