還暦間近の吉川晃司が快速球を披露。球速103㌔！
広島出身の歌手・吉川晃司 (59)が13日、マツダスタジアムで行われた広島ー阪神戦の始球式＆歌唱に登場した。
カープのトレードマークである真っ赤なグラブを着けてマウンドに上がった吉川は5日後の18日に60歳、還暦の仲間入りを果たす。
スタンドに一礼した後、投じた白球はノーバウンドでミットに力強く吸い込まれ、球速103㌔を記録した。
吉川が同スタジアムで始球式を行うのは2013年8月6日以来、12年ぶり。
この日の試合は「ピースナイター」として開催。
被爆地・広島から平和への願いを発信することを目的に2008年からスタートし、今年で18回目を数え試合前、両軍の首脳陣と選手たちは黙とうを捧げた。
さらに、5回終了後にはアカペラでジョン・レノンの「イマジン」を熱唱。
スタンドから拍手喝采を浴びた吉川は「こうやってみんなで楽しい野球を観戦できるような世の中をずっと続けていけるために、次の世代を担う子供たちのためにもね。ワシらが頑張らにゃいいけんことがあると思うんです。そういうのをちょっとずつ、ひとりでは非力でも、力を束ねればできることはいっぱいあると思うので」と熱く語っていた。
文：BEST T!MES編集部
