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プロボクサー神足茂利選手が28歳の若さで死去 急性硬膜下血腫で緊急手術を受けていた

▲神足茂利

 

 2日の東洋太平洋タイトルマッチ後に急性硬膜下血腫で緊急手術を受け、都内の病院に入院中だった神足(こうたり)茂利選手(M.T)が、8日午後22時59分に死去したと発表した。

 28歳だった。9日未明に日本ボクシングコミッション(JBC)が発表した。

 神足選手は東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者・波田大和(28=帝拳)に挑戦。

 ジャッジの採点は三者三様の引き分けで王座獲得はならなかったが試合後に医務室で意識を失い、救急搬送。

 所属ジムは7日に公式サイトなどで「依然として意識はなく厳しい状況で、脳の状態の安定と全身状態の回復を目指す治療が続いています」と報告していたが…。

 過去にプロボクシング界では、穴口一輝さん(享年23)が2023年12月26日の日本バンタム級タイトルマッチ後に意識を失い、右硬膜下血腫のため手術を受けたが、翌24年2月2日に亡くなっている。

文:BEST T!MES編集部

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