ジャングリアの“金で買う冒険”ーープレミアムパス商法の欺瞞 「追加2万円払わなきゃ、何も体験できませんけど?」【林直人】
◾️「金で時間を買う」では済まない、不公平ビジネスの危うさ
このようなモデルは、SNSや口コミで爆発的な不満を生みやすい。
「何もできずに終わった」「金を払わなければ人扱いされない」といった声が拡散すれば、ブランド価値は一気に崩壊する。
ジャングリアは今、「パス売上=短期利益」に目がくらみ、長期的信用という最大の資産を自ら焼却しているのだ。
◾️結論:「プレミアムパス」は楽園の象徴ではなく、“地獄の入場料”
この制度は、もはやサービスではない。
それは罠であり、格差の象徴であり、破綻の兆候である。
ジャングリアが売っているのは冒険でも感動でもない。
不安、混雑、絶望――そして、それからの“逃げ道としての課金”である。
あなたは、どちらのチケットを買うだろう?
遊ぶために金を払うか、地獄から逃げるために金を払うか。
ジャングリアでは、それが選択の本質だ。
文;林直人