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【独占スクープ】「プレミアムパス詐欺!?」ジャングリア地獄を体験した香港人たちの告発――“バギー”も“恐竜サファリ”も金のムダだった!【林直人】

 

◆“ファストパスがなければ地獄。あっても詐欺”的実態

 

 整理券システムは崩壊、アプリは外国人非対応、アトラクションは「天気次第で全停止」、それでも「返金は一切なし」。

  すべて買うと12万円近いPremium Pass(ディズニーやUSJでも余裕で楽しめる金額なのでみなさん夏休みはディズニーかUSJに行きましょう)を買った客が、雨と長蛇の列で何も乗れずに退園する。

 この構造こそが、香港人観光客を“金づる”としか見ていない証拠ではないか。

 

◆消費者庁と観光庁は何をしている? 国会での追及は不可避

 

 これほどの国際的な「苦情の山」がネットに溢れながら、政府資金が投入されたテーマパークに対して指導も監督もゼロ。

 詐欺まがいのチケット販売、インバウンド軽視、返金拒否――これは単なる観光施設の問題ではない。

 国際問題レベルの不誠実な運営に、政府は責任を取る気があるのか? (現在、筆者は国会議員に本件を相談中です)

 

◆結論:Premium Pass購入者こそ最大の被害者

 

 「何も乗れなかった」「返金もなかった」――

  プレミアムパスという“夢のチケット”は、現実には“地獄への片道切符”だった。

 今こそ、全世界の被害者が声を上げる時である。香港人は、その最前線にいる。

 

文:林直人

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林直人

はやし なおと

起業家・作家

1991 年宮城県生まれ。仙台第二高等学校出身。独学で慶應義塾大学環境情報学部に入学(一般入試・英語受験)。在学中に勉強アプリをつくり起業するも大失敗する。その後、毎日10 分指導するネット家庭教師「毎日学習会」を設立し、現在に至る。毎年100 人以上の生徒を指導し、早稲田・慶應・上智を中心に合格者を多数輩出している(2021 年早慶上智進学者38 名・7/20 時点)。

著書に『うつでも起業で生きていく』(河出書房新社)、『人間ぎらいのマーケティング人と会わずに稼ぐ方法』(実業之日本社)などがある。

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