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190センチ、167キロの巨体・琴勝峰が初優勝!ケガを乗り越え、8場所ぶりの平幕V

産経ビジュアル,琴勝峰
▲琴勝峰

 東前頭15枚目・琴勝峰(佐渡ケ嶽)は東前頭筆頭・安青錦(安治川)を引き落とし、13勝2敗で初優勝を飾った。史上38回目、37人目の平幕V。佐渡ケ嶽部屋では10人目だった。

 琴勝峰は4日目、5日目と連敗したものの、12日目には2敗同士の小結・高安(田子ノ浦)に、13日目には新横綱・大の里(二所ノ関)に、前日は関脇・霧島(音羽山)を撃破するなど10連勝。190センチ、167キロの体格を生かした前に出て攻める相撲で、快進撃を続けた。今場所は弟の琴栄峰が新入幕したことに「刺激を受けた」とも話していた。

 琴勝峰は、1999年8月26日、千葉県出身の25歳。幼稚園児の時、千葉・柏市相撲少年団に入った。松葉中学3年時に、全国都道府県中学生選手権の個人戦無差別級で優勝。埼玉栄高では、1年時から団体戦のレギュラーに抜てきされ、団体戦優勝に貢献。3年時に佐渡ケ嶽部屋に入門し、2017年九州場所で初土俵。20年夏場所で新入幕した。23年初場所では千秋楽まで優勝争いを展開し、貴景勝に敗れ、11勝4敗で優勝次点の活躍を見せた。だが、けがなどもあり十両に陥落したが、24年初場所で再入幕。その後は、2ケタ勝利はなく先場所は、右太ももの肉離れのため、初日から5日目まで休場。6日目から出場し、6勝4敗5休の成績だった。

文:BEST T!MES編集部

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