「独眼竜政宗を書いて下さった」渡辺謙、ジェームス三木さん追悼ポスト。忘れられない一言とは

俳優の渡辺謙(65)が19日、自身のXを更新。
14日に肺炎のため、91歳で死去した大河ドラマ「独眼竜政宗」などを手がけた脚本家のジェームス三木さんを追悼した。 渡辺は「#独眼竜政宗を書いて下さった #ジェームス三木さんが鬼籍に」と訃報に触れ、「戦国時代のホームドラマを、と家族親族の機微を描いた壮大な大河ドラマでした」と自身の出世作でもある同作を懐かしんだ。また、「『謙君、これを機に僕が新しい芸名を付けてあげるよ』と笑って仰って下さった事を懐かしく、思い出しました」と回顧。「ご冥福をお祈りします。#渡辺謙」と追悼した。ジェームス三木さんは1934年6月14日、旧満州(中国北東部)生まれ。
1955年にテイチクレコードの新人コンクールに合格し専属歌手に。
フランク永井さんのライバルとして「ジェームス三木」を名乗ってデビューしたが、鳴かず飛ばずだった。
67年、シナリオコンクールで入選したことをきっかけに、脚本家に転身。
野村芳太郎監督に師事し69年に映画「夕月」、TBSドラマ「七人の刑事」でデビューした。代表作は85年のNHK朝の連続ドラマ「澪つくし」。
千葉県銚子市を舞台にした和製ロミオとジュリエットとも言うべき純愛作品は、ヒロインを演じた沢口靖子(60)の出世作として大ヒット。
80年代の朝ドラでは「おしん」に次ぐ最高視聴率55・3%を記録した。
渡辺謙が伊達政宗を演じた87年の大河ドラマ「独眼竜政宗」は、大河ドラマ歴代1位の平均視聴率39・7%を記録した。大河はほかにも95年の「徳川将軍 吉宗」(主演西田敏行)、2000年の「葵 徳川三代」(主演津川雅彦、西田敏行、尾上辰之助)を手がけた。
数多くのヒット作を送り出した一方、女性好きは有名。
過去には、妻・直子さんの暴露本で女性遍歴を明かされる一大スキャンダルもあった。
文:BEST T!MES編集部