熊本県「20代未婚女性限定」卵子検査が中止!木村知事「配慮に欠けた」と謝罪

熊本県の木村敬(たかし)知事は12日、2025年度に実施予定だった「県職員で20代の未婚女性を対象に、卵子がどれくらいあるか調べる」モデル事業の中止を発表した。
同知事が中止を発表した「AMH(エーエムエイチ)検査」とは、血液中のホルモンの値から卵子がどれくらいあるかを調べるもの。
県は妊娠前からの健康管理、いわゆる「プレコンセプションケア」のモデル事業の一環として2025年度に、県職員で20代の未婚女性を対象にAMH検査の実施を計画していた。ただ、県民などから対象が20代で未婚女性に限定されていることへの疑問の声が上がり、木村知事も「配慮に欠けた対応になっている」として再検討を指示。県によると再検討の結果、「このまま進めるのは適切ではない」として検査の中止を決めたという。
文:BEST T!MES編集部