元白鵬に“決起集会”開催情報。案内状の「白鵬翔」からにじむ角界決別の雰囲気

日本相撲協会を9日付で退職する元白鵬の宮城野親方(40)の“決起集会”が開催されることが4日、分かった。
同親方が師匠を務めていた宮城野部屋 は、元幕内北青鵬による暴力問題の影響で昨年4月から閉鎖され、師弟全員が伊勢ヶ浜部屋へ転籍。
閉鎖から1年が経過しても部屋を再開できない状況に耐えきれず、同親方は退職を決断した。
14日には都内のホテルで「白鵬翔40歳を契機とした未来を応援する会」を開催することが判明。
すでに、夏場所が行われていた5月に関係者へ案内状が送られている。
会の趣旨としては「モンゴルでは、40歳は特別な誕生日と言われており、人生の大きな節目であります。2025年3月11日にその40歳の誕生日を迎え、今後さらに人生を充実させるために、今まで応援してくださった皆様にお礼をお伝えしつつ、さらにより一層のご指導ご鞭撻を頂戴する会とさせていただきたいと存じます」という。
注目は案内状発送の時点で年寄名跡の「宮城野翔」ではなく、本名の「白鵬翔」と記されている点。
角界と決別する意思の表れとも受け取れる…。 ただの誕生日会にしては開催の時期が遅く、案内状を受け取った関係者は「本人の口から今回の協会退職の報告と今後へ向けた抱負や決意を表明することになるのでは」と推察している。
ファンからすると寂しいが、本人にとっては今回のパーティーは新たな人生へ一歩、前へ踏み出す“出陣式”の意味合いがありそうだ。
文:BEST T!MES編集部