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【大相撲】大の里、第75代横綱誕生!口上“唯一無二”に込めた覚悟「本当にこの言葉しかない」

▲大の里

 

 大相撲の大の里(24=二所ノ関)が28日、第75代横綱に昇進! 茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われた伝達式に出席した。 使者から横綱昇進を伝えられると、大関昇進時と同じ「唯一無二」という言葉を使いながら「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。本日はありがとうございました」と挨拶した。

 大の里は2000年6月7日生まれ。

 日本体育大学時代に学生横綱、アマチュア横綱になると2023年五月場所から幕下付け出しで初土俵を踏んだ。

 わずか4場所で幕内昇進を果たすと、2024年5月場所で初優勝。同年9月場所で2度目の優勝を果たし大関に昇進した。

 さらに2025年3月場所で3度目の優勝を果たすと、同年の五月場所で2場所連続4度目のVを達成。

 26日に行われた横綱審議委員会では、満場一致で横綱に推挙され、28日の番付編成会議と臨時理事会でも同じく満場一致で決定した。

 なお、初土俵から13場所での横綱昇進は史上最速。 伝達式後の記者会見にのぞんだ大の里は、口上について「自分自身で考えて、本当にこの言葉しかないなと思った。当初は入れない予定で考えていましたが、自分は本当にこの言葉がピッタリだなと思った」。 伝達式については「昨年9月の末にここで(大関昇進の)伝達式を行うことができて、自身初めてだらけであっという間に終わってしまった。自分の力でなんとしてももう一回やりたいと思っていて、もう一回経験することできて本当にうれしい。(口上は)緊張することなく堂々と言えた」と語った。土俵入りについては雲竜型にするとし「親方が雲竜型で、その憧れもありますし、親方から指導してもらうこともすごく楽しみ」とも述べていた。

文:BEST T!MES編集部

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