橋幸夫、「アルツハイマー型認知症」を公表。「3曲とも歌えなかった」夢グループ社長が病状説明

テレビのCMなどでおなじみの通販会社「夢グループ」の石田重廣社長は20日、所属する歌手の橋幸夫(82)が「アルツハイマー型認知症 」の診断を受けたと発表した。
公開された診断書によると、2022年12月に軽度のアルツハイマー型認知症と診断。
また、「陳旧性脳梗塞」であることも明らかにした。
石田社長は「3、4日前大阪公演の時に本人は3曲とも歌えなかったんです。お客様もおかしいなって雰囲気になりました」と橋の病状を説明した。 コンサートの昼の部終了後、橋から「休ませてもらいたい」と打診を受けたという。
橋が「オレ、しばらく休む。頭の中がさっぱり分からなくなっちゃうんだ。みんなに迷惑をかけてるなら休む。ちゃんと体調を整えて仕事するから」と話したという。 だが、医師の助言もあり、休養はしないことにした。
石田社長は「普通の病気であれば休んで体調を整えてまた戻って来る事が出来ると思ってます。でもこの様な病気は何もしない生活が続けばあっという間にガタガタってくるんじゃないか…。ここは一層のこと多くのお客様に現状をちゃんと知ってもらって、それでも橋さん、夢グループは頑張るぞという姿勢を見せる!」と病気の公表に至った理由を説明した。
橋は21日に神奈川・小田原三の丸ホールで開催される夢グループ20周年記念コンサートにも出演した。
石田社長は「少しでも橋さんの歌を聞いてもらうことが夢グループの目標です。仕事をしたいという気持ちがある以上仕事をしたいという気持ちがある以上は僕は応援します」と全面的なサポートを誓った。
橋は自身80歳の誕生日となる日に一度、歌手活動を引退。
ファンから活動再開を願う声を受け、2024年4月15日に歌手として復帰することを発表していた。
文:BEST T!MES編集部