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「GHQ」に洗脳されている日本人とは?

インタビュー / 『GHQが洗脳できなかった日本人の「心」』 著者・山村明義

Q7 「天皇並びに皇室(制度)」と国民の関係は、今後どのようなかたちであってほしいとお考えですか?

山村 これは、まさに皇位継承に象徴されていると思います。天皇陛下が皇位を継承されていくということで、悠久の歴史に基づき、未来永劫に続いていく制度・システムを日本人は考えてきたわけです。

それは一般の国民も決して無関係ではなくて、国民と天皇陛下が君民一体型で支えていかなければならないことです。特に皇室については周りの人たちが天皇陛下を支えるというかたちが重要になってきます。

GHQは「11」もの宮家を廃止するという強引な手段に出ました。宮家を廃止すると皇位継承が非常に困難になります。

これは女系天皇や女性天皇がどうこうといった、そういう議論とはまったく別の、おおもとの議論として我々日本人は知っておかなければならないと思います。

Q8  それでは最後に、読者に向けてひとことメッセージをお願いします。

山村 日本は戦後70年かけて、ようやく日本らしい風土・伝統・歴史、あるいはその文化を取り戻しつつあります。「ものづくり」による技術も復活・復元しつつあると思います。

これまでは、戦前・戦中にあったものをすべて排除して、まるで「その当時生きてきた人は悪」といわんばかりの教育がなされ、日本人はその考え方のなかで行動するようになっていました。これが戦後、日本人を活かしきれなかった大きな原因の一つになっています。

ただ、この数年、日本人の精神性について深く考える人々がたくさん出てきています。私は講演や取材で地方に出向くことが多いのですが、講演会などで「日本らしさ、日本人らしさが大事だよね」という話をすると、みんなが「そうですよね」と言ってくれるようになりました。

「日本人らしさがないと次の時代には向かっていけない」という声が、大都市よりむしろ地方から湧き起こってきているのです。

 

GHQがやったことは「日本人らしさを失わせる」ことだったわけですが、ここにきて漸くGHQの洗脳、あるいは支配システムから日本人が解き放たれつつあるのだと思い、頼もしく思っています。

本書をお読みいただき、読者の方々の、これからの人生の何らかの糧にしていただければ幸いです。  

<了>

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山村 明義

やまむら あきよし

作家、ジャーナリスト、神道史家

作家、ジャーナリスト、神道史家。昭和35(1960)年、熊本県生まれ。早稲田大学卒業後、金融情報誌など出版社勤務を経て平成2年に独立。 代表的な著書には、『神道と日本人』(新潮社)、『GHQの日本洗脳』(光文社)などがある。

 戦後のGHQによる日本占領史研究は、約30年前から日米両国で文献収集とオーラル・ヒストリーの取材・調査を行ってきたが、 最近では日本人が目指すべき「ポストGHQ体制」に強い関心を持ち、特に日本古来の伝統文化の継承を日本と世界に幅広く訴えかけてゆきたいと考えている。


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  • 2016.02.26