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北の刺身料理はイカソーメンにとどめを刺す

男を強くする食事革命④

「中高年になって、“性”の衰えを感じる」」……世の男性の多くが、若い頃とは変わってきた“性”の悩みを持っている。中高年の性の悩みに、80歳を超えてなお元気な医学博士•志賀貢先生が、アドバイス。(『男を強くする! 食事革命』より引用)

■北の刺身料理はイカソーメンにとどめを刺す

 

 イカは、コレステロールを多く含み、睾丸の男性ホルモンのアンドロゲンを作り出すために、きわめて役に立つ食材であることは、すでに説明いたしました。とくに、干したスルメイカは、まるでコレステロールの固まりのように、この成分を多く含んでいるのですが、生のイカにも同じようにたっぷりと含まれています。

 生のスルメイカ100グラムには、約250ミリグラムのコレステロールが含まれています。成人男性の一日に必要なコレステロールの量は、約750ミリグラムですから、生のイカを300グラム食べただけでも、この必要量を満たすことができます。

 300グラムというと、いかにも多い量に聞こえますが、料理に工夫を加えると、そう難しい摂取量ではありません。イカの食べ方には色々な方法があります。よく知られている、イカ刺し、煮つけ、イカ飯、イカの鉄砲焼き、塩辛などは、いつでも食卓に並べることのできる、まさに庶民の味です。

 我々日本人は、このイカとの縁が深く、もっとも好まれる海の幸の一つではないかと思われます。このイカ料理の中で、とくに食欲を誘い、男の精力保持のために役立つ食べ方は、なんといっても刺身です。中でもイカソーメンは、生のイカの味を徹底的に引き出す料理として、極めつけの刺身と言えるかもしれません。

KEYWORDS:

『男を強くする!食事革命』
志賀 貢 (著)

 

“80歳超で現役”の著者が、人間の性に関するデータを駆使。
医者が教える中高年の絶倫勝負メシ!

◎男の精力は肝臓に支配されている
◎弱った精力はスルメのコレステロールに頼れ
◎酒は名刀ペニスの錆止めだ
◎卵で睾丸の若さを保て
◎タコを食べて性のスタミナを保て

世の男性諸君よ! 命が尽きるまで色気を失わず
男でいるために食生活に革命を起こせ!

人生百年時代——。高齢になっても性欲や色気を持続させることが大変であることは、男性ならば誰でも、多かれ少なかれ気がついているはず……。実は、何気なく思われる生活習慣の常識にこそ、その悩みを解決する鍵があるのです。我々の先人が研究した人間の性に関するデータを駆使して、80歳を超えてなお現役の著者が、医者として人生をいつまでも楽しむために役立つ方法を探りました。食生活に、今こそ男を強くする革命的な変化を起こそう!

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志賀 貢

しが みつぐ

医学博士

北海道出身。医学博士。昭和大学医学 部大学院博士課程卒業後、臨床医とし て 年以上にわたって診療を行い、現在も現役医師として日々患者に接して いる。その傍ら、文筆活動においても『医者のないしょ話』『臨終の七不思議』『臨終医のないしょ話』『孤独は男の勲章だ』をはじめとする小説やエッセイを執筆。累計20万部のベストセラー『女を「その気」にさせる技術』や『知的 性生活』など、医師の立場から性を考 える書籍は常に話題を集めている。また、美空ひ ばり「美幌峠」「恋港」の 作詞も手掛け、北海道の屈斜路湖畔を臨む美幌峠には歌碑が建立されている。


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