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武器の歴史を知らずして、日本史を語るなかれ!

刀、棒、槍、弓、投石具、鉄砲、捕物道具、忍具、鎧兜……多様極まる日本の武器をイラストで完全網羅。世界的にも独自の発展をした歴史を振り返る

〇図解だから、よくわかる「武器」の日本史

〇日本の武器・武具を完全網羅! 刀、棒、槍、弓、投石具、鉄砲、捕物道具、忍具、鎧兜……etc.

〇歴史・時代小説ファン必読の完全保存版

 

本書は日本人が古代から近世までの実戦で使用した武器を集め、その形状、機能、用途、威力などを紹介しています。

図解とともに武器カタログとして楽しんでもらえれば幸いです。

また、日本の武器は、世界的に見てもかなり個性的な発展をしてきたといわれています。

そんな独自の発展の歴史を眺めると、単なる戦いの道具を超えた精神性、芸術性というものが強く感じられてきます。

それは日本的な精神風土や感性と密接につながってくるのです。

そんな〝武器の日本史〟という部分も同時に楽しんでください。
 

■武器がわかれは日本史もよりわかる!

■金砕棒(かなさいぼう)? 毛抜形太刀(けぬきがたたち)? 飄石(ふりずんばい)? 鼻捻(はなねじ)!? 多様極まる日本の武器!!
 

◆日本最古の長柄武器―――鉾【ほこ】

◆「鬼に金棒」持っている武器の名は―――金砕棒【かなさいぼう】

◆彎【あん】刀形式の日本刀の始まり―――毛抜形太刀【けぬきがたたち】

◆水軍の船戦【ふないくさ】で大活躍―――熊手【くまで】

◆警察官の警棒の元祖―――鼻捻【はなねじ】

◆200メートルも飛んだ!投石補助具―――飄石【ふりずんばい】

◆軽く軽量のピストル型火縄銃―――馬上筒【ばじょうづつ】

◆関が原や大坂の陣で活躍!!―――鍵槍【かぎやり】
 

第1章 打ち・叩き・割る武器

第2章 突き刺し・薙ぎ斬る武器

第3章 刃で斬り・切っ先で突く武器

第4章 投げつける武器

第5章 発射装置で矢を射る武器

第6章 火薬で弾丸を撃ち込む武器

第7章 忍具―忍術に用いる武器と道具

第8章 捕物道具―犯罪者を取り押える用具

第9章 鎧兜―防具のかたちと変遷

【判型・頁数】文庫 本文276P 【発行日】2月20日

【定価】704円+税【ISBN】978-458439389-5

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戸部 民夫

とべ たみお

1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。主な著書に『「日本の神様」がよくわかる本』、『ツキを呼ぶ「神社・仏閣」徹底ガイド』(以上、PHP文庫)、『日本の神様と日本人のしきたり』(PHP研究所)、『日本神話の神々』(三修社)、『全国一の宮紀行』(ワニ文庫)、『戦国武将の守護神たち』(日本文芸社)、『神様になった動物たち』(だいわ文庫)、『ありがたい神社の歩き方、神様の見つけ方』(芸術新聞社)、『日本の神社がよくわかる本』(光文社知恵の森文庫)、『神社でたどる「江戸・東京」歴史散歩』(洋泉社)など多数。


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