女性の永遠のテーマである「若々しさ、美しさ」を、流行に翻弄されずに確実に自分のものにするにはどうしたら良いのでしょうか? この連載では、本質的に健やかで美しい女性であるための方法を、パーソナルトレーナーの三雅さんが、妙齢女子の体と心の在り方から見つめていきます。大好物のコラーゲンや女性ホルモンとの付き合い方などに触れながら、華麗に加齢に抵抗する術を授けます。

■お酒と栄養、女性としての体、美肌の関係

 はじめに。

 今年の2月より毎月10日と25日にこのコラム連載を更新させて頂いてきましたが、先月25日は更新をすることができませんでした。楽しみにして頂いた方には残念な思いをさせてしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。実は急遽、イラストレーターさんの体調を大事にするための対処でして、今後も月1回10日のみの更新となります。温かい目で更新を楽しみにして頂けますと幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いします。

 さて快適で過ごしやすい秋になりましたね。いかがお過ごしでしょうか。食欲の秋は美味しい食事やお酒も進みますが、ダイエットを気にしつつも、女子はぜひ生理も気にしてくださいね。私の生徒さんたちは基本的にみんな生理痛を解消してしまい、薬を飲むことも滅多にないのですが、お酒や外食が多くなる時期は、生理痛が起きてしまう生徒さんが続出します。体はお酒のデトックスが忙しく血液が汚れて、子宮に悪影響となり生理痛が起きてしまうのです。

 生理は女性機能の良し悪しを表すバロメーターです。だからまずは毎月の生理を良くすることが女子の必須課題。生理痛があるのに、美肌になりたい、ダイエットしたいは言語道断です。女性としての体を良くするには「骨盤を柔らかくすること」「お腹の中が温かいこと」の2本柱を揃えてください。これは生理卒業間近、卒業したお姉さん世代も同じです。ぜひ第3回に紹介している腰回し(骨盤リセット)、第4回の背泳ぎ(肩甲骨リセット)、第7回のドローインングをやり、柔らかい骨盤、温かいお腹の人になってくださいね。

 お酒の話に戻りますが、体内でお酒を分解する時に栄養素の「亜鉛」がたくさん使われます。亜鉛は女性ホルモンを正常に機能させるにも大事な栄養素のため、お酒を多く飲むと女性ホルモン機能が弱まります。さらに、お肌、血管、内臓、そして女子が気になるコラーゲンも酵素も、私たちの体のあらゆるものはタンパク質でできていますが、そのタンパク質の合成にも亜鉛は重要なため、それが足りなければお肌やコラーゲンを新しく作る力も弱まってしまうのです。

 しかもお酒は特に肝臓の負担になるわけですが、中国医学的に見ても、肝臓の経絡と卵巣は深い関わりがあります。言うまでもなく卵巣は女性ホルモン分泌や排卵などを担う、大事な女性の臓器です。お酒で肝臓機能を落とし、その経絡を伝って卵巣機能まで落ちてしまいます。

 百薬の長とも言われるお酒も、多ければ、女性としての良い体の証である正常な生理、私たちに大事な女性ホルモンの機能、お肌の生まれ変わり、卵巣機能も悪くしかねません。食欲の秋に続いて宴の冬もやって来ます。ぜひ今一度、お酒との付き合い方を見直して、健やかに美味しく楽しんでくださいね。

 また私自身の体験談ですが、アレルギー体質をより改善していこうと、数ヶ月前からプロテインを飲み始めました。先にも書いたように、体のあらゆるものはタンパク質でできているものの、食事からのタンパク質摂取量が足りている人はあまりいないと言われています。私はプロテインでタンパク質を補うことによって、粘膜などを強くし、アレルギーに負けない体になろうと考えたのです。ところが想定外なことにお肌が綺麗になりました。気のせいかなと思いきや、何度か褒められたので気のせいではないはず。47歳、かつてはアトピーでもあったことを考えると、上出来なお肌になりました。素直に嬉しいです。

 タンパク質は良い筋肉を作り、温かく太りにくい体になるばかりか、体のあらゆるものを元気にします。お肉、お魚、卵、乳製品、大豆製品などのタンパク質を、毎食に食べるよう心がけてくださいね。お肌をはじめ女子の体を内側から元気にしていきますよ。私はすっかりプロテイン推進派、豆乳推進派(詳しくは第9回「ちつトレ、柔らかく潤す」)です。

 またこれまでに何度も書いてきている、若々しく美しくの要である成長ホルモンと、抗酸化能力NO.1の睡眠ホルモン・メラトニン、そしてメラトニンの元となる幸福ホルモン・セロトニンの3つのホルモンも、タンパク質(アミノ酸)を原料として作られます。タンパク質はどれだけ重要なんだ! ということが伝わったでしょうか。まずは1日3回の食事を見直すことが大前提です。その上で、関心のある人はプロテインなどを取り入れてみてくださいね。