■骨盤の傾きを正すとお腹もへこむ

 さて、今回の「今日からできる小さくても確実なこと」は「骨盤を正す」です。色々な本などに、前傾した骨盤、後傾した骨盤、のことが書かれてはいても、それを読んでいる人が自分の骨盤はどちらなのかを確認する方法は書かれておらず、結局わからない、という声をよく聞きます。私がいつもレッスンで教えている方法をお伝えしますので、ぜひあなたの骨盤の傾きを確認してみてください。

 ウエストのくびれから5cmほど下がった所に、コリコリした骨盤の骨が左右にあります。この2つの骨と恥骨を結んだ三角形の「面」が床に対して「垂直」な状態が、正しい骨盤の傾きです。コリコリよりも恥骨が前に出ている人は骨盤が後傾していて、内臓下垂をしてお腹がポッコリしやすいです。日本人の6割が後傾と言われています。恥骨よりもコリコリが前に出ている人は骨盤が前傾していて、いわゆる反り腰でお腹が前に突き出ています。

 また、いつも通りに立った状態で、自分の体重が足の裏のどこに比重を置いて乗っているかを感じてみてください。かかとに多く体重が乗っている場合は骨盤が後傾、つま先に多く体重が乗っている場合は骨盤が前傾している確率が高いです。理想は足の裏の全部の面に均等に乗っていることです。骨盤の傾きが正しくなると、均等に乗るようになります。この2つの確認方法を合わせて、いつでも自分の骨盤の傾きを確認しましょう。

 

 全体的には太っていないのに、骨盤が後傾して内臓下垂し、お腹ポッコリだった生徒さんに、「気がついたら一日に何度でも骨盤を正す」と、第10回コラムで紹介した内臓を引き上げるエクササイズ「ブリッジ」を宿題にしたら、1ヶ月後にはキレイに骨盤が正され、見事にお腹もペタンコになりましたよ。

 正しい骨盤の傾きはそれだけで自然なコアトレになり、全身の歪みを整え、質の高い体になります。骨盤を正すこととブリッジをセットでやることで、子宮や卵巣は正しい位置でリラックスでき、女性機能もぐんっと良くなるので、ぜひやってみてくださいね。

 このコラム連載では、女性の心と体を健やかに、そしていつまでも若々しく美しくあるために大事なことを綴っています。ぜひバックナンバーを全て読んでくださいね。あなたにとって必要なことが3つは見つかるはずです。どうぞ女性としていつも健やかで幸せでいてください。そして今日も「若々しく美しく」。