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会社の忘年会は“昼にオフィス開催”がトレンド?ケータリングサービス利用企業は2.5倍に

 

今日12月26日は今年最後の金曜日とあって、忘年会のピーク日であることが見込まれている。ちなみにいま、忘年会を”オフィス開催”にする企業も増えているようだ。

 企業・団体向けに、和洋中のケータリングやオードブルを提供する「シェフコレ」のデータでは、今年12月の利用企業数は3年前(2022年)の約2.5倍にも増えているという。

 これは来年もトレンドになりそうな予感。まずはコストを抑えられる。会場を借りて実施する一般的な忘年会が一人平均4,500円ほどかかるのに対して、ケータリングサービスを使えば2割ほど抑えられるのだとか。

 また昼開催もやりやすく、子育てをするママ社員の参加も促せる。「ランチ忘年会なら育児中でも助かるね」との声もあった。

 シェフコレを運営する株式会社くるめしが2025年10月に実施した調査によると、「共働き」は49.7%と約半数にのぼり、「子育て・介護をしている」人は25%。4人に1人が仕事と家庭を両立している実態が明らかになった。

 忘年会に対する要望でも、「業務時間内(昼間〜夕方)の開催」が27.7%、「短時間(1〜2時間程度)での開催」が27.4%と、”参加しやすさ”を求める声が上位に。夜の飲み会一辺倒ではなく、柔軟な開催スタイルが求められている。

 最近では子どもと一緒に参加できる忘年会や、出張マッサージを呼んでリラックスしながら交流する忘年会など、形式も多様化しているという。「1年間お疲れさま」の気持ちを伝える場として、忘年会のあり方そのものが変わりつつあるようだ。

文:BEST T!MES編集部

 

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