12月18日、女優の北川景子（39）が都内で行われた森トラスト初CM発表会に登壇した。

　北川は、CMで着用した貴婦人衣装を身にまとって登場。「虎と生活を共にしている貴婦人」というコンセプトで衣装が一からつくられたという。撮影時は虎はおらず、夫のDAIGOをイメージしながら演技したことを明かした。完成したCMを見て、「すごく可愛らしい虎が入っていて、笑っちゃいました」と振り返った。

　撮影地の万平ホテルは憧れの地だったという。名物のアップルパイとロイヤルミルクティーについて、「撮影の合間に絶対行きたいと思っていました」と熱弁。実際に時間が空いてスタッフと一緒に味わうことができ、「ロイヤルミルクティーも今まで飲んだものと全然違って、どうやって作るんだろうって、その後すごく作り方を調べちゃったんです」と夢中になった様子を語った。自宅でも挑戦したが再現できず、「これが万平ホテルの味なんだ」と感服したエピソードを披露した。
　

　イベント当日は、万平ホテルからクリスマス限定ギフトがサプライズで贈られる演出も。北川は中身のフェイラーコラボハンカチやスイーツを手に取り、「いくつになってもワクワクする。家族みんなで楽しみたいです」と笑顔を見せた。

　今年を振り返ると、「いつか主演で映画賞をいただきたいなと思って頑張ってきていたんですけど、今年は2つもいただくことができて、念願叶って嬉しい瞬間でした」と感慨深げ。北川は映画『ナイトフラワー』で第50回報知映画賞主演女優賞、ELLE CINEMA AWARDS 2025エル ベストアクトレス賞を受賞。デビュー22年目にして初の主演女優賞に輝いた。

　仕事と家庭の両立については、「両立とは言えませんけど、子どもを育てたり、学校の行事をやりながらも仕事を頑張ったり、両輪で倒れることなくできたのは、本当に良かった」と振り返った。パーフェクトな一年にするための秘訣として、「その日に思いついたことは、その日に悔いがないようにやる」と語った。

　来年伸ばしていきたい可能性として「体温」と書き記した北川。『ナイトフラワー』で共演した森田望智から「格闘技で筋力がついて体温が高くなり、風邪をひかなくなった」という話を聞いたことがきっかけだという。「私は子どもが風邪をひくと100発100中でうつっていて、今年は1ヶ月に一度は熱を出していた」と明かし、「免疫を上げて、体力を体温から上げていきたい。筋トレ、久しぶりに再開しようかなと思っています」と意欲を見せた。

　最後にCMについて、「私と虎が夫婦で、私は森トラストをすごく褒めるんだけど、夫はそれに嫉妬するみたいなコミカルな面白いストーリーになっています。映像もとても美しいので、シンプルに楽しんで笑っていただけたら」とアピールした。

取材・撮影：BEST T!MES編集部