【速報】元県議への名誉毀損で立花孝志容疑者を起訴!示談申し入れるも拒否され…

兵庫県の内部告発文書問題で自死した竹内英明元県議(当時50歳)に関するデマをSNSで拡散したとして神戸地検は28日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志容疑者(58)を名誉毀損(きそん)罪で起訴した。
同容疑者は離党したNHK党の地方議員らへの脅迫罪やNHKに対する威力業務妨害罪で、東京地裁で懲役2年6カ月執行猶予4年の判決を受け、同判決が23年に確定。
もし、今回の起訴内容で実刑となった場合、原則として確定している2年6カ月の懲役刑と新たに言い渡される刑を合わせて受刑することになる。
起訴内容は昨年12月13~14日、自らが立候補した大阪府泉大津市長選の街頭演説で「何も言わずに去っていった竹内議員は、めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのはたぶん間違いない」などと発言。
竹内氏の名誉を毀損した。
さらに竹内氏が亡くなった後の今年1月19~20日には、「昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」「どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽の情報を自身のSNSに投稿するなどして、竹内氏の名誉をさらに毀損したという内容も含まれている。
死者への名誉毀損罪が成立するには、示した「事実」がウソで、さらにウソだと認識して発信している必要がある。
法律関係者によると、通常の名誉毀損罪よりも立件のハードルが高く、今回の起訴は異例という。
なお、同容疑者の弁護人の石丸幸人弁護士は今月14日、自身のユーチューブにおいて立花容疑者が罪を認めて謝罪する方針だと語っていたが、死後の名誉毀損については弁護方針を明らかにしていない。
また、竹内氏の妻の代理人弁護士によると、立花容疑者側からの示談の申し入れを妻は拒否したという。
文:BEST T!MES編集部
