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国分太一、5ヶ月の沈黙破りガチ謝罪「立場と環境にあぐらをかいていた」TV消失以降、初の公の場

▲国分太一

 

 元「TOKIO」のタレント・国分太一(51)が26日、突然の記者会見を行った。国分が公の場所に姿を見せたのは、コンプライアンス上の問題が確認され、日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板し無期限で活動を休止、実質“消えて”以来、初のこと。

 始めに代理人弁護士から説明があった後、国分は立ち上がり、深々と頭を下げてから謝罪の言葉を述べた。「本日、私、国分太一にこのような機会を設けることをお許し頂き、心より感謝申し上げます。まず、最初に自らとった行動により、傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また直接ではなく、このような形になり大変恐縮でありますが、心からお詫びの気持を伝えさせて下さい。本当に申し訳御座いませんでした」。

 さらに、番組関係者やスポンサー、ファンに向けては「私が長年、活動をさせて頂きました日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』制作関係者の皆様!30年続いている番組で突然の降板となり、多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。さらには、スポンサーの皆様、ほかのテレビ局を含め、メディア関係者の皆様には事情を説明できない状況でご判断を強いる形となり、またこれまでまともにお詫びを申し上げることも出来ておりませんでした。深くお詫び申し上げます。そしてファンの皆様!自分の口で説明することに時間がかかってしまい、ご心配をおかけし本当に申し訳御座いませんでした」とこちらもガチ謝罪した。

「私が番組降板を告げられ日本テレビの福田社長による記者会見で、そのことが公表されてから今日に至るまでの5カ月間、本当に申し訳ないという気持ちとともに何よりも自分自身に対して情けなく、悔しい思いで毎日過ごしていました。そのような日々を過ごす中で、このような事態に至った原因はひとえに自分自身に置かれている状況や立場への自覚が足りなかったことにあると痛感するに至りました。正直、長年の活動の中で立場と環境にあぐらをかいていた部分があったのだと思います。自分の発言や立場が周りに与える重みを意識せず、走り続けてしまいました。自らを客観的に見つめる事ができていませんでした。悔やんでも悔やみきれません」と自己批判も。

 謝罪については、「私は当初から関係者の方々に謝罪をしたい気持ちを持ち続けています。もちろんこれまで長年にわたり、お世話になってきた日本テレビさんと対立する気持ちはありません。私自身が常識に欠けていたことからきちんと認識をしていなかったものの、私の過去の行動が日本テレビからコンプライアンス違反に認定されている可能性もあるかと思います。こちらのお願いが何一つかなわず今日に至っています。私は身動きができず世の中から取り残されてしまいました。こうした事態を少しでも前に進めようと人権救済申し立てという手段を選びました。これは私個人として行ったことで、TOKIOの元メンバーやSTARTO社はまったく関わっていません」と説明した。

 なお、し「そしてこの場をお借りして私事ではありますが家族にもひと言伝えさせてください。妻と子どもには、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。家族の日常を奪ってしまいました。今はまだ私自身の今後の身の振り方については、全く考えられません。関係の皆様への謝罪やちゃんとしたご説明ができていない状況のままでは、考えてはいけないと思っています。私は自分の立場、責任そして信頼の意味をかみしめ、しっかりと向き合っていかなければならないと思っています。まだお詫びをすることの許しを頂けません。今の思いや考えをお話しさせていただきました」と家族を慮る場面もあった。

文:BEST T!MES編集部

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