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“世界一の美少年”ビョルン・アンドレセンさんが死去。半世紀前の「ベニスに死す」出演で一躍有名に

▲ビョルン・アンドレセン

 

 映画「ベニスに死す」(1971)に出演し、“世界一の美少年”として一世を風靡した俳優ビョルン・アンドレセンが27日、亡くなったことが分かった。70歳だった。

 彼のドキュメンタリー映画「世界で一番美しい少年」(2021)を撮影したクリスティアン・ペトリ監督が、スウェーデンのメディア「Dagens Nyheter」に明かした。アンドレセンさんは1955年1月26日、スウェーデン・ストックホルム生まれ。スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソンの長編初監督作『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』(1970)で銀幕デビューを果たし、15歳で『ベニスに死す』の美少年タジオ役に抜てき。

 その美しさは、監督を務めた巨匠ルキノ・ヴィスコンティや世界中の観客を虜にし、“世界一の美少年”として一気に有名になった。その後、30本を超える映画やテレビドラマに出演。、最近では、アリ・アスター監督の映画「ミッドサマー」(2019)に村の老人役で出演していた。

文:BEST T!MES編集部

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