AdoのMV、公開停止!「クリエイティブの一部を無断で使用」が理由

歌手Adoが今年4月に公開した「愛して愛して愛して」のミュージックビデオ(MV)が14日、突然に公開停止となった。
公式ホームページにユニバーサル ミュージック合同会社、株式会社クラウドナイン名で「Ado『愛して愛して愛して』ミュージックビデオに関するお詫び」とする文書が公開された。
自主的な調査によって「クリエイティブの一部を無断で使用していたことが確認され、その対応として、弊社判断により公開を停止いたしました」としている。
同文書によると、同曲は元々、ボカロP・きくお氏の楽曲で、動画の赤卵氏とイラストのさしみやま氏のユニット「さしたま」制作のオリジナルMVが公開されていた。
2023年にきくお氏の承諾を得てAdoが「歌ってみた」音源を制作。
ミュージックビデオ制作にあたりオリジナルに対するオマージュの意図があったが、「著作権に関する認識不足、および法務確認のプロセスを怠ったことにより」一部で無断使用が発生してしまった。「さしたま様には大変なご迷惑をおかけすることとなり、深く反省しております。弊社より直接謝罪を申し上げ 、今後の適切な対応について協議を進めております」と謝罪。
なおAdo本人、MV制作チームは制作過程の許諾取得や法務確認手続きを行う立場にはなく「本件の無断使用については一切関与しておりません」という。
文:BEST T!MES編集部