村上春樹氏、今年もノーベル文学賞ならず!ハンガリーのラースロー氏が受賞

スウェーデンの王立科学アカデミーは9日2025年のノーベル文学賞を発表。ハンガリーの作家、クラスナホルカイ・ラースロー氏(71)を選んだ。
なお、有力候補に挙がっていた村上春樹氏(76)は落選。1968年の川端康成氏、1994年の大江健三郎氏(ともに故人)に続く日本人3人目の受賞はならなかった。
村上氏は兵庫県出身で、1979年に「風の歌を聴け」で作家デビュー。著作は世界中で翻訳され、87年に発表された「ノルウェイの森」は上下巻で1000万部を売る超ベストセラーとなった。
2006年には、チェコの「フランツ・カフカ賞」をアジア圏で初めて受賞。同賞の受賞者が2年連続で同じ年のノーベル文学賞にも輝いたことから、毎年のようにノーベル賞の候補に挙げられるようになったが…。
文:BEST T!MES編集部