那須川天心が“おらが地元”松戸で自腹開催!「天心祭」が盛況のうちに24日の最終日へ

元格闘家でプロボクシングのWBA、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が企画・主催する「天心祭」が24日、最終日を迎えた。生まれ故郷の千葉・松戸市の松戸中央公園で23日に開幕。盆踊りなどを行う夏祭りで、さまざまな衣装に身を包んだ大勢のファンらが行列を作り、祭りを満喫した。
「負のオーラをなくしていきたいんです。祭りって皆、楽しいじゃないですか。祭りって皆、踊るからみんなが一緒のことをするっていうのはなかなかないので。祭りはめっちゃ好きっす。日本の文化でもありますから」。
笑顔で「天心祭」開催の狙いを説明する天心は2年前の2023年に一度、「天心祭」を開催した。その時は松戸市が主催する「松戸まつり」に屋台などを出店したが、「ちょっと中途半端だから、全部やっちゃおうと思って」と今年は自らイベントを企画、運営したというわけだ。
入場料は無料。天心が運営費用を全て、自腹で払っている。「1試合のファイトマネーの半分ぐらいかな。前回10ラウンドやったので、5ラウンド分ぐらいはかかっております。100%赤字ですし、本当にみんなに楽しんでもらいたいってだけでやってますから。お金とかっていうよりかは気持ち。その代わり、『応援して下さい』と。僕の試合に来てほしいです」。
さらに、「地元を盛り上げるっていうのは一番大事なこと。僕の活躍次第で祭りのグレードもアップしていく。毎年できるかどうかは分かりませんが今回、好評だったら、次は千葉県でやったり、その次は東京でやったり、世界でやったり…。inニューヨークとかね」と夢はでっかく本業同様、世界を見据えていた。
文:BEST T!MES編集部