紀藤弁護士、旧統一教会に見解。元No2に続き、民間側トップ韓鶴子氏の逮捕も「視野に入れている」

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻を巡る不正疑惑を捜査する韓国の特別検察官が25日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元世界本部長の逮捕状を請求したと韓国メディアが報じた。
この報道を紹介した『カルトの花嫁 宗教二世 洗脳から抜け出すまでの20年』の著書があり旧統一教会の「宗教2世」だった冠木結心(かぶらぎ・けいこ)さんのポストを引用した上で「ついに元統一教会No.2の逮捕へ」と記し、捜査は「統一教会のトップ韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏」と前大統領夫妻まで、「視野に入れていると思われる」との見方を示した。
特別検察官による旧統一教会世界本部長の逮捕状請求のニュースは、韓国のKBSテレビなど複数の韓国メディアが報じている。
紀藤氏は「ついに元統一教会No.2の逮捕へ」とした上で、今回の捜査が「韓国の検察は一斉逮捕方式ではなく下から順次逮捕していく積み上げ方式での捜査を行う選択をした模様」と捜査側が指揮系統を遡っている状況と指摘。
「現在の捜査の規模から見て、その先には民間側の統一教会のトップ韓鶴子氏、さらにその上、政府側の元大統領夫妻も視野に入れていると思われる」とつづっている。
文:BEST T!MES編集部