上皇さまに「心筋虚血」の疑い 東大病院で検査入院 昨年まで「ご体調に大きな変わりなく」と宮内庁

2019年4月30日に退位された上皇さま(91)に、健康面での懸念が浮上した。宮内庁の発表によると、定期健診で心臓の異常が発見され、精密検査のための入院が決定。5月6日、上皇后・美智子さま(90)の付き添いのもと東京大学医学部附属病院に入院された。今月8日から予定されていた上皇ご夫妻の葉山御用邸での静養も延期となった。
91歳の上皇さまは4月中旬に宮内庁病院で受けられた定期健診の結果、冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分になる状態の「心筋虚血」が疑われる所見がみられ、さらにお住まいの仙洞御所内で再検査したところ4日、その可能性が高いと診断されたとのことである。
昨年の上皇さまの様子について、宮内庁は昨年の誕生日に際して「上皇陛下のご近況について」を発表している。その中で「ご体調に大きな変わりはなく、怪我をされた上皇后さまのご様子を気遣われながら、静かで穏やかな日々を規則正しくお過ごしです」と述べていたが…。高齢の上皇さまを心配する声が広がっている。
文:BEST T!MES編集部