女性の永遠のテーマである「若々しさ、美しさ」を、流行に翻弄されずに確実に自分のものにするにはどうしたら良いのでしょうか? この連載では、本質的に健やかで美しい女性であるための方法を、パーソナルトレーナーの三雅さんが、妙齢女子の体と心の在り方から見つめていきます。大好物のコラーゲンや女性ホルモンとの付き合い方などに触れながら、華麗に加齢に抵抗する術を授けます。

■この時期にしておきたいストレス対策

 花が咲き日差しは柔らかく暖かく、優しい幸せ感のある気候になってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。しかしその幸せ感とは裏腹に、環境や人間関係の変化により、この時期はストレスを感じている人も多いかもしれません。

 過剰なストレスは全ての人にとって負の要素ですが、妙齢女子の心身には特にこたえる代物。ストレスホルモンが分泌されると、女性ホルモンの生成がダイレクトに減るので、大人な私たちには血も凍るホラーです。ぜひストレス対策をしてください。

 ストレスというものは心のストレスも、体のストレスも(運動は体のストレス)、脳の同じ場所で処理がされます。そのため日頃から運動をたくさんしている人は、脳のストレス処理機能もトレーニングがされているため、心のストレス処理も上手で、うつ病とは縁遠くなるのです。例えば、体育会系でうつ病の人を想像しにくいですよね。運動は一時的なストレス発散だけでなく、実際にストレスに強くなれます。

 しかもストレスがなければ幸福感を感じやすく、その時に分泌される幸福ホルモン「セロトニン」には「抗重力作用」があり、重力によって下がる体を、上に引き上げるよう筋肉を刺激する働きがあります。つまり幸福はたるみを防ぐ。姿勢が良くなり顔が引き締まると言われているのです。

 さらに朗報もあって、たとえ更年期であっても運動をすると、セクシーな体、ツヤツヤお肌を作る女性ホルモン「エストロゲン」の血中量が増えると言われています。卵巣からの分泌ではなく、動かした筋肉でエストロゲンが合成されますので、大人な私たちには非常〜に貴重で有難く、ファンタスティックな働きがあります。

 

 女子のみなさん、ストレスにまみれている場合ではありません。ストレス対策の運動が、実は女性ホルモン分泌の安定のほか、若々しく美しくの大きな力になります。せっせと楽しく運動をして、幸福で美しくなろうじゃありませんか。華麗に加齢に抵抗していくには、少しの知識と努力が必要です。ここでは成長ホルモンについても知り、活用し、更なる効果と女っぷりを上げていきましょう。

 成長ホルモンには、若々しく美しくの土台である「新陳代謝」という重要な働きがあることはすでにお伝えしました。女性ホルモンの分泌量が減ってきても、お肌をツヤツヤにする働きをカバーするので、成長ホルモンは出した者勝ちなのです。しかも誰もがお婆ちゃんになっても分泌できるので、活用しないのは宝の持ち腐れ。もったいない。