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【北斎館】北斎!歌麿!広重!人気作品から「知られざる」名品まで。北斎館創立50周年事業 特別展「知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」5月24日(土)から開催

足立区立郷土博物館所蔵の豊富な浮世絵コレクションを4期に分けてご紹介いたします。初期から、幕末、明治、大正、昭和と幅広い時代の作品をお楽しみいただけます。リピーター割引あり。会期は10月5日(日)まで




1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。
開催概要

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足立区立郷土博物館所蔵 浮世絵コレクションについて

足立区立郷土博物館には、松方三郎旧蔵品を中核とした多様な浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎(1899-1973)は、大正から昭和にかけて活躍したジャーナリスト・実業家であり、戦後には共同通信社や日本放送協会で要職を務めるなど、メディア界において重要な役割を果たしました。父は明治の元勲・松方正義で、国立西洋美術館設立の契機となった「松方コレクション」の収集家・松方幸次郎は兄にあたります。三郎も文化に深い造詣を示し、日本民藝協会の会長を務めるなど、その活動は多岐にわたりました。



足立区立郷土博物館

見どころ

1. 人気作品から希少な作品まで
足立区立郷土博物館の浮世絵コレクションの魅力の一つはその多様さです。時代も絵師の流派も様々な作品で構成されるコレクションには、歌川広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋鋪」のような人気作品や、まだまだ知られていない絵師の希少な作品も存在します。美人画、役者絵、 風景画、おもちゃ絵などテーマも様々な作品の中からぜひ気になる作品を見つけて下さい。
2. 4会期全作品を展示替え
本展では4期とも全作品を入れ替えて、足立区立郷土博物館の充実した浮世絵コレクションをご紹介します。会期ごとに内容が全て変わりますので繰り返しご来館いただいてもお楽しみいただけます。半券のご提示でリピーター料金でご入場いただけます。(大人1,000円/大学生・高校生500円/小中学生無料)

展示作品

第1期 初期から歌麿まで

二代鳥居清信「市川源之助」

磯田湖龍斎「雛形若菜の初模様 あふぎや内 夕はゑ」


喜多川歌麿「隅田川舟遊夜景」

第2期 栄之・北斎・英泉

北尾政美「浮絵仮名手本忠臣蔵九段目」


溪斎英泉「当世好物八契 三味線」

春江斎北英「二代目嵐璃寛の佐々木四郎高綱」

第3期 歌川派の全盛

三代歌川豊国 「隅田乃蛍狩」


歌川国芳 「大江山酒呑童子退治の図」


歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」

歌川政信「新板踊子桂付」

第4期 明治から昭和へ

月岡芳年「東京自慢十二ヶ月 六月 入谷の朝顔」

昇斎一景「東京名所三十六戯撰 柳はし」


小原古邨「柘榴と鸚鵡」

小林清親「大川岸一之橋遠景」

※作品画像はすべて足立区立郷土博物館所蔵

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お問い合わせ先
一般財団法人 北斎館
TEL:026-247-5206
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