マレーシアが全成人に100リンギ支給のニュースにネット賛否。「日本も見習うべき」「現金配って続いた政権は…」

マレーシアのアンワル首相は23日、生活費の高騰に対する国民の不満の高まりに対応するため、成人国民全員への現金支給や燃料価格引き下げなど、新たな対策を発表した。
発表によると、18歳以上の全てのマレーシア人に対し、8月31日から100リンギ(約3500円)の一時的な現金支援を行う。政府は今年、現金支援に総額150億リンギ(約5200億円)を支出する。当初の予算は130億リンギだった。
「これまでさまざまな対策を打ち出してきたが、国民が不満を感じていることは認識しており、生活費が依然として対処すべき課題であることも認める」と首相は述べている。また、貧困に苦しむ人々を支援するためのさらなる取り組みを24日に発表する予定だとしている。
奇しくも日本も石破首相が現金給付をチラつかせたばかり。このマレーシアのニュースは日本でも関心を持って受け止められた。ネットでは、賛否が真っ二つにわかれ、「日本も見習うべき」「きたか!ベーシックインカム」と擁護の声もあれば、「現金配って続いた政権は世界にほとんどない」「結局財源云々や後々増税されそう」などと懐疑的な見方も広がっている。
文:BEST T!MES編集部