森口博子「毎日20分のストレッチを取り入れたら、人生好転した」

5月8日、タレントの森口博子さん(56)が都内で行われた慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)啓発月間メディアセミナー「知ることからはじめよう。CIDPのこと。」にゲストで登壇した。
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)は末梢神経系の自己免疫疾患の一つ。その患者には、疲労感、四肢の筋力低下といった症状、感覚障害等が残る。
毎年5月は、CIDPやギラン・バレー症候群(GBS)など神経筋疾患の啓発月間となっていて、当事者が直面している課題を広く社会に理解してもらう取り組みが行われており、森口さんはCIDPについてのトークセッションに参加し、埼玉医大脳神経内科の海田賢一教授や、サポートグループ理事長でCIDP患者さんの鵜飼真実さんから話を聞いた。
「想像以上に大変な病気」とコメントし、自身もSNSなどで病気について発信していきたいとした。また、メディアに対しても「スキャンダルの記事よりも、この病気の記事をたくさん発信してほしいです」とリクエストしていた。
トークセッション後には、森口さんの囲み取材も行われた。
森口さん自身も身体の不調があるという。
「朝起きたときに謎の痛みがあったり、疲れが抜けていなかったり…徹夜はもうアウトですね。20代の頃は、自分の力以上のものが働いて、いろんな可能性を手にすることができたんですけど、今は本当に1日1日足腰に気をつけて、いたわりながら生きています。肌は、自分の体温によって今日は出せるなと思ったときは出しますし、寒いなと感じたときは守りますし、私のホルモンに応じてファッションも考えるようになりました」と明かしてくれた。
健康維持のために実践していることは、
「毎朝のストレッチです。30代の厄年の時に、体調も仕事も人間関係も四面楚歌といえる時期があって、これは生き方を直せという神さまからのメッセージだと受け止めて、まずは人間をやり直そうと思いました。不規則な生活をずっと続けていたので。そこから食事・睡眠・軽い運動を意識して、毎日20分のストレッチを取り入れたら、人生好転しました。32歳から朝ストレッチ20分。寝っ転がって、足ビーッて上げて関節伸ばしたりとか、股関節とか硬くなると血流とか悪くなったりするので、股関節を柔らかくしたり、あと呼吸法。歌手なので、腹式呼吸したりとか」と教えてくれた。
去年久しぶりに水着姿を公開されましたが、プロポーション維持にもつながっていますかと聞かれると「維持にもつながりますし、私冷え性の露出狂なんで、人前に肌を出していたりすると緊張感もあって、すごく締まってくるというのはあると思います。気がついたらイタズラな体に仕上がっていました」と答えてくれた。
また主治医が矢沢永吉(75)と同じだといい、「永ちゃんがあんなに元気なので、同じ主治医なので、私も元気に60代になっても70代になっても歌い続けられるって勝手に思っています」と明かした。
最後にデビュー40周年について聞かれると「サプライズ企画がたくさんありますので、発表されたらいろんなことを乗り越えてきたファンの皆さんと、スタッフの皆さんと、最高のアニバーサリーを迎えたいと思います。詳しくはまだ言えないんですけど、相当豪華な40周年になること間違いなしです」とアピールした。
取材・撮影:BEST T!MES編集部