新型コロナ、情報革命、少子高齢化……大変化の時代に僕たちはどう生きるべきなのか【角田陽一郎】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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新型コロナ、情報革命、少子高齢化……大変化の時代に僕たちはどう生きるべきなのか【角田陽一郎】

 でもコンテンツというフレームに縛られた世代は、そのコンテンツをどうヒットさせるかという概念で、さらにぶっちゃけて言えば、今までのテレビやレコード会社や出版社という既存のビジネススタイルの売り上げをどう死守するか?

 今までのフレームの中で、

 どう稼ぐか?

 どう生きるか?

 どう生き残るか?

 それについ固執してしまいます。

 でもそれは、悲しいかな、もう通用しないのです。

 いや、逆です、悲しいことなんかありません。これまでのコンテンツという概念さえ捨て去れば、実は今まで以上に中身を外部とたやすくアクセスできるのですから。良いモノさえ産み出せば、むしろ今までのように既存のフレームに束縛されずに、自由にモノが産み出せるのです。

 つまり新たなビジネスチャンスは無尽蔵なのです。

 それは新たな生き方も可能な時代の到来なのです。

 そんな未来のフィールドで何が生まれるかなんて、実は誰にも分かりません。むしろその不確定さに不安になり、人はつい過去のフレームの中で、実例や、実績、成功体験に固執してしまうのでしょう。

 でも過去ばかり向いて、そんな新たなことは起こらないと言う人は、退屈でつまらないです。

 これから何が起こるか分からない。そんな中で未来の話をすれば、それはペテンかもしれないけれど、それに乗りたいという気持ちを、そんなワクワク感を、実はみんな誰でも持っているんだと思います。

 そのワクワクの渦に人が集まってくるのです。

(新刊『仕事人生あんちょこ辞典』の本文コラムより抜粋)

 

文:角田陽一郎

角田 陽一郎(かくた・よういちろう)

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者 

千葉県出身。千葉県立千葉髙等学校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社を設立(取締役 ~2013年)。2016年TBSを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014、15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中。著書に『読書をプロデュース』『最速で身につく世界史』『最速で身につく日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』『人生が変わるすごい地理』『運の技術』『出世のススメ』、小説『AP』他多数。週刊プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。好きな音楽は、ムーンライダーズ、岡村靖幸、ガガガSP。好きな作家は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、司馬遼太郎。好きな画家は、サルバドール・ダリ。

                                                             

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かくた よういちろう

バラエティプロデューサー

角田 陽一郎(かくた・よういちろう)

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者 

千葉県出身。千葉県立千葉髙等学校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社を設立(取締役 ~2013年)。2016年TBSを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014、15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中。著書に『読書をプロデュース』『最速で身につく世界史』『最速で身につく日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』『人生が変わるすごい地理』『運の技術』『出世のススメ』、小説『AP』他多数。週刊プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。好きな音楽は、ムーンライダーズ、岡村靖幸、ガガガSP。好きな作家は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、司馬遼太郎。好きな画家は、サルバドール・ダリ。

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