異常事態!J3高知・秋田監督に選手8割が「解任署名」。脳振とう放置など事案噴出

選手やスタッフからパワーハラスメントの申し立てがあったことで、調査結果が出るまで休養させることをクラブ側が発表したJ3高知の秋田豊監督(54)。
ナント!当該クラブに所属する選手の約8割が解任を求める署名文にサインしたことが、4日までに明らかになった。 クラブは選手やスタッフからの申し立てを受け、6月29日にヒアリングを実施した。
しかし、両者の意見が異なる部分もあったことから、弁護士などの第三者による特別調査委員会を設置し、調査を行うことも同時に発表。
調査結果が出るまで秋田監督の試合と練習の参加を見合わせることも決めた。
秋田監督はクラブ公式HPで「ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果としてこうした申し立てに至ったことを深く反省しています」とコメントしたものの、複数の関係者によると、監督と大半の選手の関係は修復不可能な段階まで達しているという。
脳振とうの疑いがあった選手に対し、病院での治療を施さないように指示するなどの複数の事案が報告されている。
高知の山本志穂美社長は今回の一連の問題に関し2日に会見を開き、これまでの経緯を説明。「6月24日にJリーグからクラブに対し秋田監督の指導に関するパワーハラスメントの申し立てがあったため、クラブ内で調査をするようにとの連絡がありました。翌25日にただちにクラブとして監督および全選手に対し聴き取り調査をいたしました」と話していた。 また同社長は会見で、両者の意見が異なる部分もあったことから、同30日に弁護士などの第三者による特別調査委員会を設置して、調査を始めたことも明かしている。
なお、高知は第20節終了時点で6勝6分7敗と負け越し、20チーム中10位という成績。
文:BEST T!MES編集部