連載「今日から使える夏の『着やせ』テクニック」の7回目は、前回に引き続き夏の着こなしに活用できる“錯視効果”のおさらい。第1回から第5回までの実践の中で使用された「錯視」をピックアップしてご紹介します。

■ジャストロー錯視

 着やせに応用するなら……→上下のシルエットのコントラスト、クロップド丈のワイドパンツ

 前回紹介した「エビングハウス錯視」や「ボールドウィン錯視」と同じ“対比の錯視”の1つ。同じ大きさや長さでも、側にあるものとの比較で印象が変わるという効果で、かまぼこ型の図形や台形を並べて説明することが大半です。

 わかりやすい具体例としては、ワイドなシャツの袖やパンツの裾からのぞく腕や足首は実際よりも細く見えるという効果が挙げられます。連載の3回目では、顔を小さく見せるためにワイドなボートネックを活用しました。首周りは繊細で、実際には相反する錯視効果が働くこともあるため、試着して確認することも重要です。

 

■ゲシュタルトの群化法則

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 着やせに応用するなら……→ワントーンコーデ、パンツとシューズの色を統一

「ゲシュタルトの群化原理」、“群化”、“体制化”とも呼ばれる効果で、ゲシュタルト心理学の創始者であるマックス・ヴェルトハイマーによって唱えられた法則。隣接している同じ色のモノなどを1つの塊として認識することを指します。

 連載の4回目では、ネイビーのワントーンスタイルとして具現化しました。シンプルで実践しやすい錯視であるのに加え、パンツ&シューズといった部分的な一体化でも実際より縦長に見える効果が期待できため、大いに活用すべきです。

 

■ストライプ効果

 

 着やせに応用するなら……→ストライプ柄のアイテムの活用

 一般的なストライプ柄の効果は縦長感を強調するという曖昧なものですが、ここで指す「ストライプ効果」は明快。ストライプを平面ではなく円柱などの立体で用いるがポイントで、柄の間隔が外側に向かうほど細かくなるため、輪郭の両側が実際よりも削られて細く見えるという効果です。

 今回は連載の4回目5回目でストライプ柄のシャツを用いて着やせ効果を取り入れました。男性の場合はストライプ柄のスラックスなどで取り入れるという方法もありますし、女性ならスカートやワンピースで採用するのは簡単。これからの時期なら、夏らしい色使いのストライプ柄を選んで爽やかに着こなすのがオススメです。

夏は薄着でポッチャリな体型が目立ちやすい季節。即効性のある着やせテクニックで賢くカバーしてみてください!! 着こなしに応用できる錯視はほかにもありますので、また機会があれば具体的なテクニックとして紹介します。