ゼリーフライに、やきとり…埼玉で「B級グルメ」三昧はいかが? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

ゼリーフライに、やきとり…埼玉で「B級グルメ」三昧はいかが?

有名どころから新作まで。埼玉自慢のグルメ3選。

■東松山市の「やきとり」そしてB級グルメの新顔

 

東松山出身の“クックパッド芸人”藤井21氏自作のやきとり(BEST T!MES「めめし飯」)
 

 他県民にはわかりにくい名物といえば、東松山の「やきとり」が挙げられる。やきとりは居酒屋などでも手軽に食べることができる定番メニューであり、何も珍しいことなどないと思うかもしれない。しかし、ここ東松山のやきとりには鶏肉ではなく、豚のカシラが使われているのだ。これに唐辛子やニンニクなどを混ぜた辛味噌だれをつけて食べる。

 戦後間もないころ、東松山のやきとり発祥の地といわれる大松屋の店主(当時)が考案したとされる。昭和37年(1962)には、東松山焼鳥組合加盟店が結成され、独自のやきとり文化を形成。現在も地元の人を中心に愛され続けている。

 こうした個性的なB級グルメは埼玉各地にあり、グランプリを決めるイベントなどがたびたび開催された。新たな名物を作る試みもあり、成年式発祥の地とされる蕨市では、カラメルの隠し味にビールを使った「大人のプリン」が誕生した。

 B級グルメは現在、ご当地に行かなくても食べることができるメニューが多い。しかし、やはり現地へ赴き、その土地の雰囲気を味わいながらいただきたいものだ。行楽シーズンが到来したいま、B級グルメを求めて旅を楽しんではいかがだろうか。

※写真を差し替えました。11月22日13時24分更新

KEYWORDS:

オススメ記事