【痩せたい、でも楽したい。平成ダイエット狂騒史】 | BEST T!MESコラム

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痩せたい、でも楽したい。平成ダイエット狂騒史

キーワードで振り返る平成30年史 第20回

■ダイエットなんてシンプルなのに…

 

 ごく単純に考えれば痩せるには二つの方法しかない。摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかである。だがわかってはいてもなかなかできないのがこの二つ。そんな人の弱さを補おうと平成年間には信じられない程多くのダイエット法が生まれては消えていった。「痩せたい、でも食べたい」「スマートになりたい、けど運動はかったるい」という矛盾とダイエットが如何に戦ってきたか、その歴史を振り返る。

 平成に入ってから定番となったのが単一食品限定のダイエット。「これだけ食べていれば痩せる。」「これだけならおなかいっぱい食べても大丈夫」という類のものだ。現在流行のロカボダイエットや糖質制限ダイエットにも通じる流れと言えよう。ここでその対象となった食品を一部挙げてみよう。

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後藤 武士

ごとう たけし

平成研究家、エッセイスト。1967年岐阜県生まれ。135万部突破のロングセラー『読むだけですっきりわかる日本史』(宝島社文庫)ほか、教養・教育に関する著書多数。


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