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面接で推すべきもの・推しすぎるとよくないもの

実績は「自慢してる」ぐらいPRせよ。“御社愛”は…

「もう若くない」30代の編集部員が、自分の悩みも含めて、転職アドバイスを大手転職サービス「リクナビ」に聞く。前回〈プロに聞く。“転職35歳限界説”が壊れつつある理由〉は、市場全体のお話。今回は、「転職エージェントの使い方」「面接のポイント」など具体的アドバイスをキャリアアドバイザーの中原氏に聞く。

■「エージェント」のメリットは?

 転職サイトに登録すると、「エージェント」から頻繁にメールがくる。これを使うのと使わないのとでは実際どれだけの差があるのか? 中原氏は、エージェントを介さない転職活動は「ガイドなしに海外旅行に行くようなもの」だと言う。海外旅行の場合は、過去に何度も海外一人旅を経験している猛者であれば、飛び込みでもなんとかなるかもしれない。しかし転職はそうはいかない。30代で初めての転職活動…という人は素直にその道のプロを頼るべきなのだ。

 エージェントを利用するメリットのひとつは独自の求人情報を持っていること。これは企業が採用情報を公にせずに、特定のエージェントにだけ伝えている場合があるため。

「企業側からすれば、エージェントを使うことでスクリーニングができます。ある程度人気や知名度のある企業ですと、公に求人を出してしまうと応募が殺到します。しかも中途採用の場合は新卒採用と違って枠が1人とか2人。その枠に1000人、2000人の応募があると人事が大変です。そうした場合にエージェントに声をかけてマッチする人を選んでもらうんです」

 エージェントはわたしたちと面談をして、そうした企業との適正を判断しながら、求人を紹介してくれる。

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